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立案から設置まで

大型ビジョンの運用・管理

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この章のポイント

運用を行う上で最初に検討すべきことは?

目的によって異なる運営・管理手法

大型ビジョン(パブリックビューアー)は初期投資の大きさや起案から実際の設置までの期間が長いことから、設置の完了をもって「大きなゴールへの到達」とすることが多いのですが、実際には設置が完了した日こそが長い運営業務の開始日でもあります。一般的なLED素子の輝度半減期輝度が、製品仕様書にある元々の数値の半分になるまでの時間を示します。50,000時間とするのが一般的です。(2014年12月現在)を5万時間とした場合、朝8時から夜10時までで14時間稼動させるとすると日にして3,571日。約10年間使用できる計算になります。(実際には電源などの付帯装置の経年劣化による故障や、汚れなどによりもっと早くリニューアルを行う傾向があります。)運営・管理するための人員や設備の維持にかかる費用の累積は、やりかたによっては表示機本体を圧倒するような額にもなりかねません。あれもこれもではなく、目的を明確にし、費用対効果を踏まえた規模、質、内容で検討しましょう。
大型ビジョン(パブリックビューアー)やデジタルサイネージの運営手法は、目的によって大きく異なります
大型ビジョン(パブリックビューアー)やデジタルサイネージの運営手法は、目的によって大きく異なります

どのような機材が必要になるのか?

昨今はデータでの素材搬入がほとんどとなりましたので、βカムSPやデジタルβカムなどメディアの再生機はあるに越したことはありませんが無ければ無いで問題にはなりません。素材尺の調整や音量の調整が必要になる場合がありますので編集ができる機材があると便利です。表示機までの距離が長い場合、データの送信はインターネット回線を経由して行います。使用する映像送出システム・機器によっては専用回線やVPN、クラウドサービスの導入、または管理サーバのような比較的高価な専用機材の追加が必要となる可能性があります。通信関係のサービスは申込から開通まで1月近くかかるものもあります。早め早めの手続きを心がけましょう。
必要な機器の要素
必要な機器の要素
さまざまな要求に対して、まずはシステムにより解決すべきことと、人的なリソースにより対応できる事柄を切り分ける必要があります。特に広告媒体の場合は、急な放送スケジュールの変更や同時に生じるクライアントへの対応など日々細かな業務が発生しますが、その多くについてシステムによる自動化を行うことはできません。機材やシステム部分は想像以上に大きな金額になる可能性があります。何をやりたいのかを具体的にイメージすることがぶれない見積りを得るためには必要です。

編成はどのように行えばいいのだろう?

一般的な編成手法

番組の編成にあたっては「一定尺のロールをつくり、これを1日中繰り返して放映する。」が基本になります。仮に朝8時から夜10時までの放映を行う表示機があったとして、1時間尺のロールを1日中繰り返すと同じ1時間の編成が都合14回繰り返しで放映されることになります。朝、昼、夜で内容を変えてみたり、それぞれのやり方はあれど原則は繰り返し放映です。大型ビジョン(パブリックビューアー)の広告料金表が15秒(30秒)尺素材の時間当たりの放映回数で表示されるのはそのためです。
一般的な編成手法
広告素材の場合、1時間あたりの放映回数は原則遇数回での指定がほとんどです。複数のロールの繰り返しであっても、1時間あたりの放映回数を偶数で構成できるようにしておいたほうが無難です。